『Science』に掲載された、肥満と乳がんに関する新発見をご紹介します
青山名城
10月6日
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研究では、正常~やせた状態の乳腺脂肪細胞が「9S-HODE」という脂質分子を産生し、乳がん細胞のフェロトーシス(鉄依存性細胞死)を促すことで、腫瘍の増殖を抑えることが明らかになりました。一方、肥満状態では9S-HODEの産生が大きく減少し、この抗腫瘍作用も弱まります。動物実験では、9S-HODEを補充すると、がん細胞のフェロトーシスが再び促進され、腫瘍の増殖が抑えられました。
今回の研究は、肥満ががんを促進する因子を増やすだけでなく、脂肪組織が本来持つ抗がん作用を低下させる可能性を示しており、肥満と乳がんの関係を理解する新たな視点として注目されます。



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