『Science』に掲載された、がん免疫療法に関する新発見をご紹介します
青山名城
10月6日
読了時間: 1分
PD-1 は T細胞表面にある重要な免疫のブレーキです。
がん細胞のPD-L1がPD-1に結合すると、T細胞の働きが抑えられます。最新研究では、その新たな仕組みが明らかになりました。T細胞が活性化すると、細胞内のシグナル分子が集まり、小さな液滴のような生体分子凝縮体を形成します。これはシグナルを増幅する拠点として働き、免疫反応を強く持続させます。一方、PD-1 が活性化すると、この凝縮体の形成が妨げられ、T細胞の働きが低下します。抗PD-1 薬はT細胞を直接活性化するのではなく、PD-1によるブレーキを解除する薬です。
今回の発見は、免疫療法の効果向上や治療抵抗性を克服する新たな手がかりになる可能性があります。



コメント